ハイヤー運転手の年収で600万を稼げる?配属ガチャをコントロールするコツとは

ハイヤー運転手の年収で600万を稼げる?配属ガチャをコントロールするコツとは

こんにちは、アズマです。

先に立場を言っておくと、僕自身、ハイヤー運転手として働いた経験がある人間です。現場で他の会社も含めて見てきた中で、給料について正直な話をしようと思います。

ハイヤー運転手の年収を調べ始めたあなた、お疲れさまです。

色んな記事を漁ってみると、「平均500万円」「700万円も狙える!」みたいな数字だけがズラッと並んでて、結局自分がいくら稼げるのかが全然ピンとこない、みたいな気持ちになってきませんか。

この記事は「ハイヤー運転手として誰でも年収600万円を狙えるのか、そしてそのためには担当ガチャにどう対応すべきか」という問いに、現場の実感ベースで答えます。

数字だけの記事には書けない話を置いていくので、金の話に興味があれば最後まで目を通してもらえればと。

目次

ハイヤー運転手の年収600万は「条件付きで」誰でも狙える。その条件は配属ガチャへの対応

結論から言っておきます。

ハイヤー運転手の年収600万は、条件付きで誰でも狙える水準です。2年目からは、700万に届いてる人も普通にいる。

で、ここで言う「条件」を、先に正直に書いておきます。

  • 月4日くらいの休日出勤を受け入れる
  • 早い段階で営業所へ「稼ぎたい」とはっきり伝える
  • ついた役員の予定次第で月収が上下することを飲み込む

この3つを受け入れられる人にとっては、600万は普通に見える景色です。700万も十分にめざせます。
逆にこの3つを飲み込めない人は、同じハイヤーでも500万で張り付きます。

ここを知らずに入ると、「求人には700万って書いてあったのに、実際は500万しかいかないやん」みたいな話になって、騙されたと思って辞めていく。わりとよくあるパターンなんですよね。

先に言っておくと、この記事はその「条件」の中身まで全部踏み込んで話します。

「平均年収◯◯万円」って言い切ってる記事、ぶっちゃけ信用しない方がいい

ハイヤー運転手の年収を調べると、「平均550万円」「700万円も目指せる」みたいな数字が雑に並んでるだけの記事、腐るほどありますよね。

あれ、ぶっちゃけほぼ無意味なんですよ。

いや、数字自体は合ってるのかもしれない。ただ、その数字をどう引き当てるかの話が一切ないから、読者にとっては実戦では役に立たない。

まあ、体感では平均年収550万円ってのは間違ってないと思うんですけどね。

ハイヤーは「時間切り売りビジネス」

ハイヤー運転手って、基本的に自分で仕事を作り出せない仕事なんですよね。

自営業をやってた人なら、この感覚は逆に気持ち悪いくらい分かるはずです。売上は自分で動いた分だけ。営業して、商品作って、接客して、はじめて金になる。

でもハイヤーは違う。

あなたが稼げるかどうかは、

  • 営業所がどの仕事を割り振ってくるか
  • ついた役員のスケジュールがびっしり詰まってるか、直行直帰ばかりか
  • 休日出勤がどれくらい入るか

ここでほぼ決まります。時間を切り売りして食う仕事なわけで、その時間の量を他人が決める構造なんですよね。

ドライバーが営業して仕事とってきて車回して…なんてことはしないわけです。

情報不足で飛び込むと、再就職が一段遠のく

一番よくないのが、この構造を知らないまま「700万も目指せるって書いてあったから」で応募して、望まない配属になった瞬間に「話と違う、辞めよう」で離職するパターン。

再就職をもう一度やり直すことになる。焦りは増える。金は減る。で、次の応募はさらに雑になる。

この悪循環に入らないために、応募する前にこの記事に書いてある構造を頭に入れておいてほしい、というのが一番伝えたいことです。

知ってから飛び込むのと、知らずに飛び込むのとでは、その後の生存率がまるで違います。

そもそもハイヤー運転手って、どう働いてるのか

ここ、意外と解像度を持って知られてないと思うんで、年収の話に入る前に軽く置いておきます。

ハイヤー運転手の働き方、ざっくり言うと2パターンです。

  • 役員専属:特定の役員1人に張り付いて、その人のスケジュールに合わせて動く
  • フリー(車庫番):特定の誰かにはつかず、営業所に来た単発の仕事を拾っていく

で、ここがミソなんですけど、役員専属の人も、空いた時間や土日にフリーの仕事を回せるんですよね。役員のスケジュールがスカスカな日とか、もともと土日は役員が動かない会社とか、そういうタイミングでフリーに出る。

年収を稼いでる人は、「役員専属+空き時間フリー」「フリーで仕事をしまくる」のどちらかです。裏を返すと、役員専属になれたからといって自動的に金が入るわけじゃなくて、空いた時間にフリーの仕事を自分から取りに行くガッツがある人だけが、上の年収帯に乗る。

まあ年中動き回る役員専属だとそれだけでも稼げてはしまいますが、そこは運要素がデカいんで。

「役員専属=高給」みたいなイメージだけで入ると、思ってたより稼げなくて面食らうパターンがあるんで、まずこの構造を頭に置いておいてください。

年収階層のリアル:いくら働けばいくら稼げるのか

じゃあ実際、いくらの年収を狙うにはどれくらい働く必要があるのか。まず働き方と年収のざっくりの対応表を先に置いておきます。

年収帯働き方のイメージ
800万〜休日出勤&マキシマム残業(相当頑張る)
700万〜休日出勤&残業モリモリ
600万〜休日出勤&残業それなり(月3〜5日の休出)
500万〜休日出勤&残業はそこまで
400万〜土日休み&残業ほぼなし

ここから、僕の営業所で日々顔を合わせてる人たちを見てる肌感で、もう少し解像度を上げて3階層で切っていきます。

700〜800万組:朝早く、夜遅く、休出もほぼ毎週

この層はガチで時間を突っ込んでます。

  • 月に4〜5日の休日出勤
  • 平日も朝早くから夜遅くまで
  • 拘束時間はほぼ上限ギリギリ

要するに、稼げる配属に恵まれた上で、時間も限界まで出してる人がここにいる。体力的にはまぁまぁキツい。けど金はちゃんと入る。

この層は「ガチャを引き当てた」×「フルで回してる」の掛け算で成立してるわけで、誰でも行けるゾーンじゃないんですよね。

800万円を超える人は相当頑張っています。人から見れば寿命を削って働いているように見えるでしょう。

600〜700万組:月3〜5日の休出、平日はそれなり

ここが狙うには一番現実的なラインかなと。

  • 月に4日前後の休日出勤
  • 平日は遅くなる日もあれば、わりと早く上がれる日もある
  • 体力的にも無理なく持たせられるバランス

「誰でも狙える600万」はこの層の話です。配属ガチャがそこまで悪くなく、休出もそれなりに入れれば、ちゃんと手が届く水準。僕の肌感でも、新しく入ってきた人が1〜2年目でここに乗ってくるケースは少なくないです。

年功序列の業界ではないんで、とりあえず「時間を売っただけ稼げる」ということを覚えておいてください。

500万組:ゆるく働いて定時寄りの人たち

  • 休日出勤は月2〜3日くらい
  • 朝も早くなく、夜も遅くない日が多い
  • 体は楽、金は並

この年収に落ち着く理由の半分は「直行直帰が多い役員の配属になった」、もう半分は「休出をあまり入れてない」です。

で、大事なのは、500万組がサボってるわけじゃないってこと。普通に働いてるんだけど、構造的にそれ以上取れないだけなんですよね。

僕自身も、入る前は「頑張れば700〜800万」みたいな求人文句を鵜呑みにしてたんですけど、実際に現場に入って周りを見ると、この3階層がきれいに見えた。努力の量じゃなくて、引いた札と入れた時間の掛け算で決まる仕事なわけで。

担当ガチャは少しだけ攻略できる

ここが一番書きたかった話です。

「役員の業種で傾向がわかるんじゃ?」と思うかもしれないですけど、会社によって担当セクションが違うので、業種別の法則はほぼ機能しません

同じ会社の中でも、Aさんについたら激務、Bさんについたら暇、みたいな世界。

ガチのガチャ、なんですよね。

唯一の攻略法:配属直後に営業所へ希望を伝える

じゃあ何もできないのかというと、そうでもないんです。

配属直後のタイミングで、営業所に希望をはっきり伝える。これだけで、わりと結果は変わります。

理由はシンプルで、営業所側もミスマッチで辞められるのが一番困るから。

入ってすぐ「聞いてた話と違う」で辞められたら、採用コストが丸損する。だから「稼ぎたい」「土日は休みたい」みたいな希望は、向こうとしても最初に聞いておきたいんですよね。

ここで「でも入ったばっかりで希望なんて言えないっしょ」と思う人もいると思うんですけど、それは逆です。

配属直後が一番希望を通せるタイミング。時間が経って配属が固まってから動かす方が、よっぽど難しくなる。

「稼ぎたい」も「土日休みたい」も、最初に言えば多少は聞いてくれる

言い方は何でもいい。

「とにかく稼ぎたいので、拘束長めの役員につけてほしいです」。

これだけで十分です。逆に土日休みがいい人なら「土日は家族との時間を確保したい」と伝えればいい。

完全に保証されるわけじゃないけど、考慮される余地は確実にある

ちなみに「稼ぎたい」と最初に言っておくと、休日出勤の声がかかる頻度も変わってきます。シフトを組む側の頭の中で「この人は金を取りに来てる」というタグが付くわけで、これがわりとデカい差になるんですよね。

明日からの一歩:希望をメモに書いて、配属初日にそのまま持ち込む

ここまで読んで「ハイヤーやってみようかな」と思ったなら、今日から配属初日までを1本の線でつなぐ行動を1つだけやってほしい。

それは、自分が何を求めてハイヤーに行くのかを、今日メモに書き出して、配属初日にそのまま営業所へ伝えること。

メモの中身は一文じゃなくていい。例えばこんな感じ。

  • 「とにかく稼ぎたい。今は金が最優先」
  • 「年収は500万でも構わない、土日は絶対に削りたくない」

このくらいの解像度で、自分の言葉にしておく。

で、このメモを応募→面接→入社→配属と持ち歩いて、配属初日に営業所でそのまま伝える。これで今日の1行動が、数ヶ月後の年収に直結します。

再就職を考えている段階のあなたなら、前者(稼ぎたい)を選ぶ人もわりと多いかなと。

もし金を取りに行くつもりなら、今日のメモに「稼ぎたい」とはっきり書いておく。これを忘れたまま配属を迎えると、せっかく入っても500万組でくすぶる可能性がある。

一方で、「金よりも家族や大事な人との時間を大切にしたい」という人もいると思うんですよ。これは全然アリです。

その場合は、配属初日に「泊まりは少なめにしたい、土日は休みたい、年収は500万台で構わない」という希望を、遠慮なく営業所に伝えてください。

言い方はこんな感じで十分。

「家族との時間を優先したいので、泊まり勤務は少なめで、できれば土日は休みで組んでもらえるとありがたいです」

これだけで、営業所の頭の中でつくタグが「稼ぎたい人」と「生活を守りたい人」で完全に変わります。配属の組み方も、その方向に多少は振れる。

要するに、どっちの希望でも、最初に言葉にして持ち込むことが全てなんですよね。稼ぎたい人も、家族の時間を守りたい人も、黙ってると営業所はあなたの希望を知りようがない。

希望を言ったら「どう思われるか」という心配は無用です。チームで動く仕事ではないし営業所の人間と一緒にいる時間はかなり短いです。

万が一多少悪く思われようと不快になる時間はほんの一瞬。普通の会社で意思を通すより100倍楽です。

逆に言うと、言葉にさえしておけば、あとは動くだけなんですよね。

配属ガチャ自体はコントロールできない。でも、「自分がどうしてほしいかを言い切れているかどうか」は、今日この瞬間から自分で決められることで。

そこだけ押さえて、あとはまぁ、気楽に次の一歩に進んでもらえればと。参考にしていただければ。

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